大阪メトロ(大阪市高速電気軌道株式会社)は、次の社長に三井住友銀行で副頭取などを務めた角元敬治氏を内定したと発表しました。民営化後、初の社長交代となります。
大阪市営地下鉄の民営化に伴い、大阪市が100%出資して誕生した「大阪メトロ」は2018年の事業開始以来、パナソニック出身の河井英明社長(71)が経営トップを務め、去年の大阪・関西万博で来場者輸送の中心を担いました。
こうしたなか、大阪メトロはきょう=15日、取締役会を開き、現在、社外取締役を務めている角元敬治氏を次の社長に内定したと発表しました。
角元氏は63歳。1985年に現在の三井住友銀行に入行し、専務執行役員や副頭取・副会長を経て、去年4月から上席顧問を務めています。また、関西経済同友会の代表幹事を務めた経験もあります。大阪メトロでは去年6月から社外取締役を務めていました。
角元氏はことし6月の株主総会を経て正式に就任する予定ですが、大阪・関西万博の来場者輸送を担った「EVバス」の路線バスなどへの転用を断念した問題への対応など、早くも手腕が問われることになります。
内定に際し角元氏は「大阪の都市機能を支える公共交通の経営を担うこととなり、大変光栄に思うと同時に、その責任の重さを痛感している。安全・安心な輸送を最優先に取り組む。」などとコメントしました。
一方、社長を退任する河井氏は、代表権のない取締役会長に就任する予定です。