4月がスタートし、子育て支援や自転車の“青切符”など、新たな制度がスタートしました。中にはうれしくない「値上げ」のニュースも。影響は私たちの身近な暮らしにも及びそうです。
■相次ぐ「値上げ」 名古屋の“人気スイーツ”も
4月に値上げされる商品は、帝国データバンクによりますと、2798品目に及びます。日清食品の「カップヌードル」や「チキンラーメン」、味の素の「ピュアセレクトマヨネーズ」など、食卓でおなじみのものも多くあります。

ぷるぷるふわふわな食感が人気の、名古屋の新名物「ぴよりん」も、4月6日から値上げとなります。原料価格や運送コストの上昇によるもので、「定番ぴよりん」は420円から450円になります。

電気・ガス料金は、4月使用分の一般家庭の平均モデルで、中部電力は460円アップの8459円、東邦ガスは184円アップの6570円となります。

物価高対策として行われてきた政府の補助金が終了したことが主な要因で、中東情勢の影響はまだ反映されていません。
東邦ガスの山碕社長は、3月31日の会見で「価格面での影響は大きなものになる」として、本格的に影響してくるのは今年10月以降との見通しを示しています。
こうした値上げによる家計の負担額は、第一ライフ資産運用経済研究所の永濱利廣さんの試算では、年間で1人あたり2万2000円、4人家族で8万9000円になるとしています。
■子育て支援 「小1の壁」対策も
子育て支援の新たな制度も始まります。
少子化対策の財源を徴収する「子ども・子育て支援金制度」は、子育て世代だけでなく、医療保険に加入するすべての世代から保険料に上乗せして徴収するため、「独身税」とも呼ばれています。

愛知県大府市では、すべての小学校で「早朝の居場所づくり事業」が始まります。保護者が朝早くから出勤する家庭などのために始めたもので、朝7時から登校でき、シルバー人材センターから派遣された見守り員が勉強を手伝ったり、一緒に遊んだりして過ごします。

保育園から小学校になることで、仕事と子育ての両立が難しくなる「小1の壁」対策として期待されています。
■自転車の違反に「反則金」 初日はどうなった?
もう1つ注目されているのが、自転車の「青切符」制度の導入です。
自転車の交通違反に反則金を科す制度で、名古屋では4月1日、警察官らが街頭で交通ルールを守るよう呼びかけました。
青切符は高校生を含む16歳以上が対象で、歩道通行や逆走、「ながら運転」などの違反に対し、最大で1万2000円の反則金が科されます。
愛知県警によりますと、今回の呼びかけでは午前8時から9時までの1時間に、213件の指導を行ったということです。
自転車の青切符は113の違反が対象となり、これまでよく見かけたイヤホンをつけながらの運転は、周囲の音が聞こえない状態だと5000円、「ながらスマホ」は最も高い1万2000円の反則金となります。

ただ、この日の呼びかけでは、違反に対して指導などが行われましたが、青切符が適用されたケースはありませんでした。
愛知県警の担当者は「違反に対して、警察官はまず注意・警告をする。直ちに青切符交付というわけではない」としています。
