中国では2025年の1年間、汚職に関連した犯罪で2万9000人が起訴されたことが分かりました。
中国最高人民検察院の検察長は9日に開かれた全人代=全国人民代表大会の会議で活動報告を行い、2025年1年間の汚職関連の犯罪で、前の年より2割多い、2万9000人を起訴したと発表しました。
最高裁にあたる最高人民法院の院長の活動報告では、巨額の収賄を受け取った国有企業の幹部に死刑を執行したことを明らかにしました。
汚職撲滅を掲げる習近平政権の方針が色濃く反映された形です。
また、ミャンマーを拠点に詐欺などを繰り返していた犯罪グループに関連して、285人が起訴され、グループの主犯格16人の死刑が執行されたことも発表されました。
9日の会議では、習近平政権が重視する国家安全の推進に向け、国家の転覆や分裂を企てる行為、スパイ行為などの犯罪を厳しく処罰する方針も確認されました。