ライバルでもあり、互いを良く知る一番のパートナーでもあるアスリート仲間。

1月26日放送の「ジャンクSPORTS」(フジテレビ系)では、球界きっての仲良しペアを招き、互いの素顔や言いたいことをぶつけ合った。

 
 
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3球団から仲良しペアが登場

2019年にパ・リーグを制した埼玉西武ライオンズの仲良しコンビはこの2人。

2年連続の本塁打王となった山川穂高選手とキャッチャーで54年ぶりの首位打者となった森友哉選手。同期入団の2人は、4歳差だがプライベートでは2人で飲みに行くほど大の仲良し。

 
 

同じく2019年にセ・リーグを制覇した読売ジャイアンツからは、FA移籍1年目で投手陣を引っ張って優勝の原動力となり、プロ野球選手会会長を務める炭谷銀仁朗選手と甘いマスクで注目され、盗塁阻止率ナンバー1のキャッチャー・小林誠司選手。

ポジション争いをしている2人だが、プライベートでは大の仲良しで、「銀さん」「誠司」と呼び合う仲だ。

 
 

続いて、昨年セ・リーグ2位の横浜DeNAベイスターズからは、2年連続のセーブ王でハマの“小さな大魔神”と呼ばれる山﨑康晃選手と、昨年71試合に登板した中継ぎのエース・三嶋一輝選手。ブルペンでほぼ毎日一緒の2人は、毎年自主トレも一緒に行うほど大の仲良し。

 
 

西武、巨人、ベイスターズの3球団から仲良しペアがスタジオに登場した。

お互いの好きなところを告白!

テーマは、「俺、コイツのここが好き」。

森選手の好きなところを「ヤンチャのくせにメンタルが弱いこと」だと言う山川選手は、「打つのはイケイケなのに、守備で打たれたらベンチ裏に行って落ち込んでる。『山川さん、今日俺のせい?』って聞いてくるので、『お前のせいじゃないよ』」と弱気になった森選手を慰めている明かした。さらに、山川選手は「俺のせいじゃないって言って!」と森選手におねだりされることもあると仲の良さをアピールした。

 
 

山﨑選手が三嶋選手の好きなところは「私服を褒めるとニヤニヤする」というところ。山﨑選手は「三嶋さんはオシャレなので、『マフラー格好良いですね!』とか『その靴、格好良いですね!』と言うとニヤニヤする、その顔が好きです」と告白。

三嶋選手は山﨑選手が「とにかくめっちゃ良い子」だと話し、「打たれたりすると、クソってなるじゃないですか。それが全くなくて、『明日僕がおさえるから、頑張ろうね』って言って、天使みたい」とべた褒めすると、スタジオが笑いに包まれた。

フォロワーも75万人以上と球界一を誇る山﨑選手のSNSを探るとその“良い子ぶり”が伺えるが、浜田さんが「ファンのヤジとかでイラッとしたことないの?」と聞くと、「あります」と“良い子ぶり”を覆すようにさらっと答えた山﨑選手。

「打たれた次の日にスタジアムに出て行くとき、球場が盛り上がるのですが、大きい声で『今日は頼むぞ!』って言われるんです。今日はってどういうこと?ってなるじゃないですか」と話し、浜田さんは思わず「そんなこと?」とツッコみ、山川選手も「そんなことでイラッとしていたら良い子じゃない」と山﨑選手の“良い子ぶり”を否定した。

炭谷選手は、小林選手がかわいいと思う瞬間があると明かした。

普通、バッターは三振すると悔しさを露わにするが、小林選手の場合は少しはにかむ仕草でベンチへと向かう。その表情がかわいいと炭谷選手は言う。

一方、小林選手も炭谷選手がかわいいと思う瞬間があるといい、炭谷選手が打ったあとの全力疾走する姿が大好きなんだとか。球場へ行った際は、互いが“かわいい”という瞬間に注目してみよう。

ローランドが語る同級生の素顔

 
 

さらに、山﨑選手の素顔について語ったのはVTRで登場した親友・ローランド。

ホスト界の帝王・ローランドと山﨑選手は2011年に卒業した帝京高校の同級生。ローランドは「康晃は3年間クラスが一緒。レクレーションや修学旅行も一緒なので、相当長い時間一緒にいた。帝京は身体能力の高い人たちが多く、その中でもダントツでした」と明かす。

帝京高校で野球部に所属していた山﨑選手についてローランドは「人間関係の不満もあって『野球を辞める』と落ち込んでいて。でも、彼に関しては絶対にスターになるという自信があったので、『野球辞めんなよ、絶対に成功するから』と言っていた記憶があります」と話し、自分が背中を押さなければ「“日本の守護神”がいなかったかもしれない。守護神を守ったという意味では本当の守護神は俺!」と最後にしっかりとローラン節を炸裂させた。

また、仲良しだからこそ知っている衝撃の事実も。ローランドは「先生からすごく怒られていたり、とにかく頭が悪くて、英語が壊滅的。アルファベットを全部掛けたら100点みたいなテストでABCDEのEをカタカナのヨって書いて…」と暴露。スタッフが「英語でbaseballって書けますかね?」と聞くと、「絶対書けない。ベイスターズとか読めてない。ユニフォームのベイスターズのスペルを変えてもあいつ、気づかずに着る!」と山﨑選手をいじった。

スタジオでは浜田さんが山﨑選手に「同級生だったんだよね?」と確認すると、山﨑選手はうなずき「彼はサッカー部で僕と同じ控え。だからこそ分かち合える部分があって、お互いグチとか言い合っていた。彼は昔からユニークでした。当時からカリスマ性は勝手に感じていました」と明かした。

炭谷選手のいたずらにクレーム!

 
 

仲良しだからこそ、普段言えないことを言い合う「仲良しだからこそモノ申す!」では、小林選手から炭谷選手のいたずらにクレーム。小林選手は「お風呂でお尻を擦り付けるというか…」と言葉を濁し、炭谷選手の行動に「意味が分からない」と苦笑した。

それを聞いた炭谷選手は「あくまでもコミュニケーションです!試合後にお風呂に入って、後輩が頭を洗っているところを全身ボディーソープの僕が抱きついたりしています」と笑顔で反論。

 
 

すると、炭谷選手が以前所属していた西武でもいたずらがあったといい、その“被害者”である森選手もクレーム。「球場入りは私服で、パンツを脱いでお風呂に入るんですけど、自分が先に入っていたら、『おはよう』って(炭谷選手が)入ってきて、俺のパンツはいているんです。そのままシャワー浴びて、自分のパンツがびしょびしょ。そんなことばっかりです」と明かした。

その話に炭谷選手は「僕が西武からジャイアンツに行ってから、西武のロッカーが平和になったって言われた」と笑った。

さらに番組では、山川選手と森選手が熱海のパワースポットへ二人旅をする企画も。ドライブ、熱海の街をぶらぶらする2人の様子から仲良しっぷりが伺えた。

『ジャンクSPORTS』毎週日曜日夜7:00~8:00放送