「パクられたら名前が出る」新成人に“逆質問”も…麻生太郎副総理が贈った“ハタチになること”の全容

カテゴリ:国内

  • 麻生節全開!副総理から新成人への「贈る言葉」の全容
  • 「自分で着物を着付けた人?」麻生氏の質問に新成人は…
  • 逮捕されたら実名…麻生氏が訴えた新成人の「責任」

1月11日から成人の日の13日にかけて、各地で成人式が行われた。麻生太郎副総理は地元である福岡県の中間市と直方市の成人式に出席した。幕があがり来賓席に麻生氏の姿を見つけた会場の新成人からは、「麻生だ!」「本物だ!」などという声が漏れた。

そして市長や福岡県議が祝辞を述べる中、来賓としてのあいさつに立った麻生氏。紙を読むことはなく、じっと新成人を見つめて“ハタチになること”について自らの考えを述べた。実は同様の発言は過去にも行っているのだが、改めて令和となって初めての機にお伝えしたい。

成人式(イメージ)

「1人で生きることはできない」新成人に語り掛ける麻生氏

「きょう成人式を迎えられる方、色々おめでとうとか言われるんだと思いますが、何でおめでたいんだろう」

のっけからそう切り出した麻生氏に、ざわついていた会場は静かになった。そして新成人のみんなが、これまで1人で生きてきたわけではないということを、こう説いたのだった。

「20年間生きてこられたと思うけれど、覚えておいてもらいたいのは、少なくとも20年間おしめだって自分で取り換えたわけでもないし、自分で頼んで生まれたわけでもない。両親や周りにいる人が皆さんの飯を作り、おしめを換えて育ててくれなければ生きることができなかった

両親や周囲の方の支えがあってこそ生きてこられたんだと諭し、新成人に対しこう質問した。

「きょう自分で着物を着付けて出てきた人?」

会場で手を挙げた新成人は一人もいなかった。過去には1人か2人はいたらしい。そして麻生氏はこう続けた。

「着物は自分で着れていない。人に着せてもらってるんだよ、まだ。みんな誰かにやってもらってんだな。すなわち1人じゃ生きられないんだよ。」

「パクられたら名前がでるぜ」いわゆる麻生節で語り掛けた

さらに麻生氏は、新成人が20歳になったことで変わる点について「たばこが吸える、酒が飲めるなんてのはどうだっていい」としたうえで次のように語った。

「もし今後万引きでパクられたら名前が出るぜ。少年Aじゃすまねぇぞ。間違いなく姓名がきちっとでて、カッコ20歳と書かれる。ぜひそれだけは頭に入れて、自分の行動というものにはそれだけ責任が伴うということを嫌でも世間から知らしめられることになる。それがハタチです」

つまり新成人は、自らの行動について今まで以上に責任が伴うということを、いわゆる麻生節で伝えたのだった。

麻生氏は最後に「自分の行動に責任をもってやってもらえることを心から期待してご挨拶に代えます。おめでとうございました」と結んだ。麻生氏の独特の「贈る言葉」は会場の新成人にどう響いただろうか。

(フジテレビ政治部 与党担当 杉山和希)