最近の結婚式で注目の「手作りバージンロード」 そこに記されているコトとは?

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  • 夫婦を表す漢字は結婚年数で変化
  • 夫婦間のプレゼント額にバブル世代の影響か
  • 時代と共に変化続ける「夫婦」「結婚式」のかたち

夫婦を表す漢字 新婚は「楽」、15年を越えると…

11月22日の「いい夫婦の日」を前に、夫婦に関するアンケート調査を明治安田生命保険が発表した。
「夫婦生活を漢字で表すと?」の質問に対して、3位『』、2位『』、1位は『』…がトップ3となった。

結婚年数別で見ると、新婚~結婚10年未満は『楽』『愛』『幸』が上位である一方、15年以降になると『忍』が不動のトップに
しかし、40年を迎えると『愛』が再びトップ3にランクインする。

結果について、明治安田生命は「結婚当初は『楽』しく、『愛』情溢れた『幸』せを感じるものの、その後夫婦が直面する様々な困難を耐え『忍』びながら、乗り越えた先には、真の『愛』情が芽生えてくるのかもしれない」と分析している。

また、夫婦の間でのプレゼントの予算が、1回あたり平均「1万5562円」(前年比2462円増)と、調査開始以来 最高金額を記録した。

明治安田生命 小玉祐一チーフエコノミスト;
子育て期の女性の社会進出が進んでいる影響も考えられます。

共働き夫婦が増えた現代を反映する結果となったようだ。
男性50代の予算が大きく伸びた点については…

明治安田生命 小玉祐一チーフエコノミスト;
バブル世代の『ミツグ君』が50代になったことと、何か関係があるのかもしれません。

結婚式の招待客1人あたり費用は過去最高に

では、夫婦のスタートとなる儀式「結婚式」の現代のトレンドはどうなっているのだろうか。
リクルートマーケティングパートナーズが発行する結婚情報誌「ゼクシィ」が、10月29日に発表した「結婚トレンド調査2019」によると、結婚式で招待客1人あたりにかけた費用は6.8万円と5年連続で過去最高を更新した。

費用総額は平均354.9万円と、前年より2.6万円減ったものの、招待客の人数が年々減少傾向にあるため、招待客1人に対する“おもてなし志向”は強まっている形となった。

また、結婚式の捉え方について、「結婚式は人生を振り返り、自分の生き方を再認識する場だ」と答えた割合が67.6%と、2015年調査から3.7ポイント増加した。
結婚式は「招待客に感謝の気持ちを伝える場」であると同時に、「人生の振り返り」「生き方の再認識」の場として捉えられ始めているようだ。

例として、最近の結婚式で注目を集めているのが、布製のバージンロード「アイルランナー」だ。
ハンドメイドが可能で、大きな布に2人の出会いから挙式当日までの思い出を文字で書いたり、子供の頃からの写真を貼ったりすれば、オリジナルのアイルランナーになる。

作った人にしか味わえない達成感や感動があるという。
体験者は「大変な思いをしながら夫婦で一緒に作ったことも、良い思い出になった」とコメントしている。(ただ、「業者に作ってもらったと思われるかもしれないので、会場でハンドメイドしたことを伝えてもらうのも大事」とのこと)

提供:ゼクシィ

こうした結婚式のトレンドは10年ごとに変わると言われていて、「ゼクシィ」は、2020年代は、「むすびめ婚」としている。
これまでの人生がつながり、新たなコミュニティ形成の記しとなる結び目ができる一日、という意味だという。
ちなみに、1980年代は「派手婚」、1990年代は「地味婚」、2000年代は「アットホーム婚」、2010年代は「つながり婚(シェアド婚)」だった。

夫婦のカタチや結婚式は、その時代の経済状況や社会的な背景に合わせて、刻々と変化を続けている。

提供:ゼクシィ

(フジテレビ報道局経済部 土門健太郎記者)

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