アメリカのテレビドラマ「新スタートレック」のピカード艦長役や、映画『X-MEN』シリーズのプロフェッサーX役で知られる、俳優のパトリック・スチュワートさんがアメリカ・カリフォルニア州の自宅で亡くなりました。86歳でした。
スチュワートさんの公式SNSが日本時間30日未明に声明を発表しました。
アルツハイマー病とレビー小体型認知症を患い、闘病生活を送っていたということです。
声明には、「家族や友人たちの温かな抱擁に包まれ、生演奏や、祈り、涙、笑顔、そして生涯を私たち全員に捧げた彼だからこそ生み出せた深い思いに満たされていました。私たちは、彼の顔に浮かんでいた安らかな心と静かな表情を永遠に大切に抱き続けます。それは、彼の不屈の気品をいつまでも思い出させてくれるものです」と記され、愛妻の看病を受けながら、現地時間28日に自宅で亡くなったとしています。
スチュワートさんは、俳優だけではなく、「人権擁護、DV被害者の保護、世界各地の難民、退役軍人のメンタルヘルスケア、そして動物福祉(とりわけ彼が深く愛した保護ピットブルたち)のための慈善活動や社会運動にも謙虚に取り組んで」きたということです。
スチュワートさんはイギリス生まれで、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに入団して芸能活動を開始し、舞台や映画、ドラマで活躍してきました。
アメリカのテレビドラマ「新スタートレック」でジャン・リュック・ピカード艦長役を演じて世界的なスターになり、映画『X-MEN』シリーズでも、強力なテレパシー能力を持ちミュータントたちを導くプロフェッサーX役を演じました。
2010年には、演劇界への貢献が認められ、エリザベス2世よりナイトの称号を授与されていました。
