第79回カンヌ国際映画祭で16日、最高賞パルムドールを競うコンペティション部門に選出されている是枝裕和監督の「箱の中の羊」が公式上映されました。
是枝監督、綾瀬はるかさん、桒木里夢(くわき・りむ)さん、大悟さんがレッドカーペットに登場しました。
この作品は、息子を亡くした夫婦がAIを搭載した息子そっくりのロボットを迎え入れる、近未来を舞台にしたドラマです。
上映終了後には約10分間にわたりスタンディングオベーションが続きました。
観客からは「本当に素晴らしい作品です。映像も非常に美しいです。パルム・ドールなど何かしらの賞を受賞するにふさわしい作品です」や「私は二人の子供の父親としても、AIのユーザーとしても、作品は現代的な問題に感じ、心に刺さりました」といった声が聞かれました。
上映終了後、是枝監督は「観客がかなり最後まで集中して見てくれているのが伝わってきたので、ほっとしたなぁっていう。ここにまた本当にみんなで来られたことを喜びたいなと思っています」と話しました。
是枝監督作品が「コンペティション部門」に選出されるのは、2023年の「怪物」以来8回目となります。
最高賞パルムドールは現地時間23日の授賞式で発表される予定です。