路上喫煙が全面禁止となった大阪市で「タバコを吸える場所を増やして欲しい」との声が相次いでいるため、新たに63カ所に喫煙所が整備されることになりました。
大阪市は、万博に向けた街の美化対策として、ことし1月から市内全域で路上喫煙を禁止する条例を施行し違反した人から1000円の過料を徴収しています。
市が25日公表した実態調査によると、条例を施行してから、市内の路上喫煙率は4割減少したということです。
一方で、喫煙所の増設を求める声が相次いでいて、市は新たにJR福島駅周辺など63カ所に喫煙所を整備すると発表しました。
市は今後、指導員による巡回にも力を入れていくということです。
(関西テレビ「newsランナー」2025年12月25日放送)