福岡市のJR博多駅で、クリスマスツリーに使われた『一風変わった飾り』を無料で配布するイベントが開かれました。
JR博多駅にあるクリスマスツリーの装飾に使われているのは、帽子やハンディファンなど、全部でおよそ200個の「遺失物」です。
JR九州によりますと、博多駅には年間およそ4万5千個の忘れ物が届くため、今回、「再利用することの大切さ」と共に「忘れ物をしない意識」を再認識してほしいと、初めて企画したということです。
25日は、この「サステナブルなクリスマスツリー」に飾られていた遺失物が、一般の利用客に無料で配られました。
◆男性
「うれしいです」
◆男児
「『地球に優しい、いいイベントだな』と思います」
受け取った人たちは、思いがけないクリスマスプレゼントに笑顔を見せていました。
JR九州は、「このツリーをきっかけに『SDGs』を意識してもらえれば」としています。