伊豆半島が孤立した場合に備え、静岡県警は災害時に旅館などの送迎車を使える協定を結びました。

県警が伊豆半島の下田市から熱海市までの旅館組合など19の団体と結んだのは、ホテルや旅館が宿泊客の送迎に使っているマイクロバスなどを災害時に警察が使えるようにするための協定です。

2024年1月に起きた能登半島地震では道路が寸断され、救助部隊の被災地での移動が徒歩に限られてしまったことを教訓にしています。

熱海温泉ホテル旅館協同組合・森田金清 理事長:
自分たちの宿泊客のことももちろんだが、半島全体として警察に協力して宿泊客の安心安全を守っていくのは義務

今回の協定で約320の宿泊施設が持っている車を使えることになり、迅速な救助活動につながることが期待されます。

テレビ静岡
テレビ静岡

静岡の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。