北海道釧路市の釧路湿原周辺で計画されているメガソーラー建設を巡り、北海道は、事業者に対し、市との協議を丁寧に行うよう通知しました。

 道によりますと、12月23日、釧路総合振興局と釧路教育局が大阪市の事業者「日本エコロジー」に通知文を送りました。


 通知文では、道が太陽光発電事業について「地域との共生が大前提」との考え方を知事のメッセージとして示しているにもかかわらず、事業者が釧路市とのガイドラインに基づく協議が整わないまま、事業を進めていることは「道の考え方と相反する」と指摘。釧路市のガイドラインなどに沿って対応するよう求めています。

 この問題を巡っては、事業者が釧路市昭和地区で約2000枚のソーラーパネルを設置する計画を進めていますが、釧路市と地元住民が強く反対。12月22日には反対を押し切り、建設予定地で木の伐採作業が始まっていました。

北海道文化放送
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