国会では5日、労働時間の規制緩和などについて衆参両院で代表質問が行われました。
6日は、参議院で参政党の神谷代表らが質問に立ちます。
立憲民主党・水岡参院会長:
総理が労働時間の規制緩和を検討するよう指示されたとの報道があった。長時間労働や過労死防止との整合性をどのように確保されるのか。
高市首相:
残業代が減ったことによって、生活費を稼ぐために無理をして慣れない副業することで、健康を損ねる方が出ることも私自身は心配している。
労働時間の規制緩和について高市首相は、5日の答弁で「働き方の実態とニーズを踏まえ検討を深めていくべきだ」との考えを示しました。
一方、国民民主党の玉木代表は、衆議院を解散する考えがあるか迫りました。
国民民主党・玉木代表:
与党の中からは議員定数削減を争点に年内にも解散総選挙との話も出ているやに聞く。そのようなことを考えているのか。
高市首相:
経済対策をはじめ、お約束した政策を実行し、政策を前に進めていくことが重要。今は解散について考えている余裕がありません。
高市首相は「今、急ぐべきは物価高対策」だと強調した上で、早期の解散に否定的な考えを示しました。
6日は参議院で、参政党の神谷代表や共産党の小池書記局長らが質問に立ちます。