駿河湾の特産・サクラエビの秋漁が始まり、静岡市清水区の由比港で初競りがおこなわれました。2025年は猛暑の影響で小ぶりとなっています。

ピンク色に輝く駿河湾の宝石・サクラエビ。5日朝5時半、由比港には4日夜に水揚げされたサクラエビが並び、仲買人たちが威勢の良い掛け声とともに競り落としていきました。

悪天候の影響で6日遅れとなった初日の水揚げ量は2024年とほぼ同じ約2.3tで、平均価格は15kgあたり8万3862円と8000円余り高くなりました。

2025年は猛暑の影響で海水温が上がり、サクラエビの生育が遅れたため小ぶりのものが多いということです。

由比港漁業協同組合・大石達也 代表理事組合長:
漁を重ねていくと急に魚体(サイズ)が入れ替わることもある。少し間を置きながら操業してくれるのではと期待している

サクラエビの秋漁は12月24日まで行われます。

テレビ静岡
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