暑さに強いコメとして新潟大学の研究グループが開発を進めてきた『新大コシヒカリ』が燕市で販売され、多くの人の関心を集めていました。
11月2日、燕市の道の駅SORAIRO国上で販売されていたのは、燕市産の『新大コシヒカリ』です。
新大コシヒカリは猛暑などに強いコメを作ろうと、新潟大学の研究グループが約20年をかけて開発したコシヒカリの新品種です。
おととしの猛暑でコメの品質や収量が低下した燕市では、今年度から新大コシヒカリの試験栽培を始めていました。
価格は1kg1890円です。
【購入した人】
「少し興味があり買ってみたいと思った。ご飯を炊いて、いつも食べているコメとどれくらい違うかを家族で楽しみたい」
また、2日は道の駅内で販売される弁当やおにぎりなどにも新大コシヒカリが使用されました。
【新潟大学 三ツ井敏明 特任教授】
「暑さに強いコシヒカリだが、ほのかな香りとか上品な甘さはコシヒカリそのものだと思う。楽しんで味わってもらえれば」
研究グループは今後、新大コシヒカリを使った米菓作りなどにも取り組んでいくということです。