11月4日の山陰地方は天気が回復して晴れましたが、寒気や放射冷却の影響で気温がぐっと下がり、12月中旬から11月下旬並みの冷え込みとなりました。
冬型の気圧配置の影響で寒気が流れ込んでいた山陰地方。
その後、3日夜から4日朝にかけては、高気圧に覆われて天気が回復しました。
このため、地表の熱が大気に奪われる放射冷却現象もあり、各地で気温が下がりました。
最低気温は、出雲で3.4℃と12月中旬並みの冷え込みとなったのをはじめ、松江で6.1℃、鳥取で6.3℃、山間部の日南で氷点下0.8℃など1か月ほど季節が早まるような寒さでした。
一方で、日中は引き続き高気圧に覆われて晴れていて、小春日和となっています。
予想最高気温は、松江と米子で19.0℃、鳥取で20.0℃となっています。
山陰地方は6日にかけておおむね晴れる見込みですが、朝晩と日中の気温差が10℃前後もあり、体調管理に注意が必要です。