自転車を利用する高校生の事故防止を目的に4日朝、広島市内の高校で生徒がマナーの向上を呼び掛けました。
広島市中区の広島国泰寺高校では、生徒およそ40人が中心となって自転車のマナー向上を呼びかけました。
今回は、ヘルメット着用の重要性や信号無視など軽微な違反をした人が、反則金を収めることで手続きを簡素化する「交通反則通告制度」を詳しく記したチラシが配られました。
今年、県内で発生した自転車が絡む事故は9月末時点で641件発生し、そのうち、高校生が関係した事故は143件と、全体のおよそ2割にあたります。
また、広島中央警察署管内では、信号機のない横断歩道が多く出合い頭の事故が多いということです。
【広島中央警察署 小川拓也 交通第一課長】
「高校生の自転車のマナーが守られていないという実態もありますので、自転車をよく利用している高校生の皆さんに、自転車の交通ルールを守っていただきたい」