収穫の最盛期を迎える福井県産のナシ「幸水」の本格的な出荷を前に、福井市の市場でセレモニーが開かれました。やや小ぶりなものの甘味は十分だということです。
幸水は早生の品種で、シャリっとした食感と強い甘さが特徴です。
福井市の中央卸売市場では、本格出荷を前に生産者やJA福井県の関係者ら約40人が集まり、競りをした後に試食をしました。
JA福井県梨専門部会長の高橋孝幸さんは「異常な暑さだったが被害は少ない。例年よりやや小さくなっているが、甘さは十分」と話します。
幸水の収穫は8月下旬にピークを迎え、JA福井県では9月上旬までに例年並みの200トンの出荷を見込んでいます。