野球部員による暴力行為が発覚し大会中に夏の甲子園を辞退した広陵高校は、21日、中井哲之監督を交代させると発表しました。
広陵高校は複数の野球部員による暴力行為をめぐり日本高校野球連盟から「厳重注意」を受けていたと甲子園の大会中に公表し、その後、SNSで別の事案も拡散され部と学校への誹謗中傷が相次いでいました。
広陵高校の21日朝の発表によりますと、野球部の中井哲之監督と息子の中井惇一部長を交代させるということです。
また野球部員全員にアンケートを実施し、暴力などの問題がないことを確認し、23日に開幕する来年春の甲子園に繋がる秋の県大会には、新しい監督と部長で出場するとしています。
一方で広陵高校は、今回の事案を受けて弁護士などで構成される第三者委員会を設置し、体制が整い次第、調査を開始するということです。