8月3日(日)、北海道日本ハムファイターズは京セラドーム大阪でオリックス・バファローズと対戦し、序盤から打線がつながり、4回までに10安打9得点の猛攻。先発の伊藤大海は6回無失点に抑え11勝目を挙げました。

 ファイターズはエース伊藤大海が先発のマウンドに。初回、先頭の廣岡大志に左翼線ツーベースを浴び、いきなりピンチに。しかし後続を打ち取り無失点で切り抜けました。

 試合は3回裏、先頭の水谷瞬が中堅フェンス直撃の二塁打で出塁。続く水野達稀が死球を受け、一・二塁に。田宮裕涼は進塁打で一・三塁とし、1番・五十幡亮汰がオリックス椋木蓮のフォークをセンター前に落とす先制タイムリーを放ちます。さらに松本剛のヒットで満塁となり4番・レイエスがレフト前のタイムリーヒットで2点を追加し、3-0とします。

 しかしその裏、2アウトから宗の死球、太田のヒットにセンター五十幡から三塁への送球がそれる間に二・三塁とされます。それでも頓宮をセカンドフライに打ち取り、この回も無失点で切り抜けました。

 4回はファイターズ打線が爆発します。まずは先頭の野村佑希、「前の打席で差し込まれていたので、タイミングを早めに取ろうと意識していました」と語った一打はレフトスタンドへのソロホームラン。

 さらに水野、田宮の連続二塁打で5点目を加えます。五十幡もヒットで一・三塁とすると松本剛もライト前ヒットの4連打で6点目。郡司はセンターへの犠牲フライで7点目を挙げます。

 そして圧巻は4番のレイエスがバックスクリーンへのツーランホームラン。レイエス「点差は関係なく集中していました。しっかり自分のスイングをすることができた。スゴイホームラン!」とコメント。ファイターズがこの回まで10安打9得点と大量リードを奪います。

 先発の伊藤大海は、何度か走者を背負うも、6回114球7安打無失点。以降は継投で無失点リレーをつなぎ完封。伊藤投手はこの勝利で今季11勝目。

 伊藤投手は「毎回出塁を許してしまいましたが、何とか無失点で6回まで終えられたことはよかったです。序盤から援護してくれた野手陣とうまくリードしてくれた田宮に感謝です。本来であればもっと長いイニングを投げなければいけない立場ですが、今日は中継ぎ陣に託したいと思います」とコメントしました。

北海道文化放送
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