30日午前8時25分ごろ、カムチャツカ半島でマグニチュード8.7を観測する地震が発生。
気象庁は地震発生から12分後の午前8時37分に北海道から宮崎県の太平洋沿岸に津波注意報を発表しました。

しかし、地震の規模を示すマグニチュードを精査したところ、速報値の8.0から8.7であることが分かったため、午前9時42分に北海道から和歌山県にかけての太平洋側で、注意報から津波警報に引き上げられました。
最大で3メートルの津波が予想されました。

北海道・根室市では午前10時半ごろ、30cmの津波が到達。

気象庁は沿岸部に住む人に対して、すぐに高台などに避難するよう指示。
また、すでに避難している人にも、警報が発表されている間は避難を続けるよう呼びかけました。