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プレスリリース配信元:株式会社ライズ・スクウェア

食べ物が最高に美味しいと思う都道府県に関する意識調査

株式会社ライズ・スクウェア(大阪府八尾市、代表取締役:馬場栄和)は、全国の男女500人を対象に「AIの進化に対する恐怖や不安に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。


AI技術の急速な進化により、日常生活や業務に便利さがもたらされています。AIを便利に使っていて、日々恩恵を感じている人も多いでしょう。

一方でAIの進化について、不安や恐怖を感じる人も少なくありません。

そこで今回、株式会社ライズ・スクウェア( https://www.rise-square.jp/ )運営の「特定技能外国人の採用サポート( https://rs-webmedia.com/ )」は、全国の男女500人に「AIの進化に対する恐怖や不安についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。

調査結果に対して、IT講師の丸山紀代氏よりご考察いただいております。


※データの引用・転載時のお願い
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「ライズ・スクウェアの特定技能外国人の採用サポート」の公式サイトURL( https://rs-webmedia.com/ )へのリンク設置をお願い致します。


【調査概要】
調査対象:全国の男女
調査期間:2025年4月18日~20日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性331人/男性169人)
回答者の年代:10代 1.0%/20代 17.0%/30代 35.4%/40代 26.0%/50代 15.6%/60代以上 5.0%


【調査結果サマリー】
・AIの進化に対して恐怖や不安を感じる人は72.6%
・AIの進化に対して恐怖や不安を感じる理由は「偽情報が増える」
・AIの進化に対して恐怖や不安を感じない理由は「とにかく便利」
・AIに恐怖や不安を感じた瞬間は「AIによるフェイクに触れた」

AIの進化に対して恐怖や不安を感じる人は72.6%



「AIの進化に対して恐怖や不安を感じると回答した人は、「とても(21.8%)」「やや(50.8%)」を合わせて72.6%でした。

AIの進化に対して、ネガティブな感情を抱いている人も多いことがわかります。AIが実生活に与える影響を実感しているためと考えられますし、SF作品によく見られるAIの暴走やAIによる支配といった考え方に影響を受けているかもしれません。

「全く感じない(8.2%)」は10%以下と少数。AIの進化を無条件に歓迎している人は少ないこともわかります。


AIの進化に対して恐怖や不安を感じる理由は「偽情報が増える」



「AIの進化に対して恐怖や不安を感じる」と答えた363人に理由を聞いたところ、1位は「偽情報が増える(34.2%)」、2位は「人間の仕事が減る(27.8%)」、3位は「人間の力が衰える(17.6%)」でした。

上位にランクインした恐怖や不安の傾向は、「技術の悪用についての不安」「雇用面など経済的影響への不安」「人間が退化していく不安」の、大きく分けて3パターンでした。

<1位 偽情報が増える>
・AIを個人的に利用できる世の中になり、フェイクの動画や情報などを簡単に作れる。顔出ししている人の画像をスクリーンショットしてAIに条件を伝えれば、本人が発信していない情報(フェイク)が作られてしまうこともある(20代 女性)
・AIが作り出した情報の真偽がわかりにくくなってきていて、嘘の情報だと判断しきれなくなってきたからです(40代 男性)

多くの人がAIを使えるようになり、またAIの技術が進歩したことで、偽情報の生成が容易になっています。そのため、フェイクニュースやディープフェイクの拡散が問題となることも多くなりました。

個人の顔写真や声が無断で使用されると、名誉毀損や誤解の拡大など、深刻な被害や混乱を引き起こす可能性も。また、なめらかで自然な動きや話し方など、AIが生成する画像や音声の精度が高くなるほど、真偽を見抜くことは難しくなります。

<2位 人間の仕事が減る>
・クリエイターの仕事が奪われるから(20代 男性)
・AIがあまりにも有能すぎて、人間じゃなきゃだめな仕事が減ってしまいそうだから。将来の子どもたちが仕事に就けるか心配です(40代 女性)

AIによって、自分や子ども世代が失職することを懸念している人も多くなりました。

事務作業や単純作業については、今後AIに代替される可能性が高いと言われています。また、イラスト制作などクリエイティブな分野の仕事についても、画像生成AIにとって代わられるという不安を抱いている人がいました。

<3位 人間の力が衰える>
・すぐにAIが答えを出してくれるから、考える力がどんどん落ちていくのではないかと思っているため(30代 男性)
・AIを使いこなせれば確かに便利だが、「調査能力」「コミュニケーション力」「文章作成力」などのスキルが身につかなくなるので、若いうちから使うのは危険だと思う(40代 女性)

何でもAIに頼ってしまうことで、人間のもつ「考える力」「調査力」「文章力」などの基本的な能力が育たなくなるのではと不安を感じている人もいます。AIに聞けば、回答内容が正しいかどうかは別としてすぐに答えが返ってくるので、自分で考えたり調べたりしなくなってしまうからです。

とくに子ども・学生のうちからAIに依存することへの危機感を抱いている人が多数いました。

<4位 人間がAIに支配される>
・映画やアニメで見るような「AIの暴走」です。昔は「現実的ではないな」と思っていましたが、近年では「現実味を帯びてきたな」と感じます(20代 男性)
・最近、AIと会話する人が多いと聞きます。「いつか上手に人間を洗脳するように仕組まれたAIが出てくるのでは」とも思います(50代以上 女性)

AIの知能が人間を超えることや、SF作品で見られるようなAIの暴走・反乱への漠然とした不安を抱えている人もいます。またAIに「人には言えない深い悩みの相談」をする人もいることから、AIの回答によって人間の思考・感情や行動を操作されてしまうのではという危惧も見られました。

実際技術的には、AIの学習データや出力を調整することにより、特定の思想に基づいた回答を生成するよう誘導可能です。例えば開発者が、特定の政治的主張を推奨するAIを意図的に作成することも可能となっています。

<5位 AIが犯罪に利用される>
・便利なものですが、AIを悪用する人が今後どんどん増えてきそうだと感じています。情報を盗んだり、誤った情報を流したりと、危険な使い方をすることで人々が混乱することになりそうだと少し心配です(20代 女性)
・AIによって日に日に詐欺広告の精度が上がってきていると感じます。「自分は大丈夫でも、高齢の親をはじめとした身の回りの人に被害が出ないか」という不安はあります(30代 男性)

AIが誰でも使える状況になり、AIが悪意をもった人間により「詐欺」「個人情報の悪用」「有害なプログラムの開発」などに利用される可能性も高まっています。

例えば従来は高度な技術が必要だったサイバー犯罪についても、AIを利用することにより実行のハードルが低くなってしまいます。「まるで有名人が話しているかのような詐欺広告」などもAIによって精度が上がり、高齢者などリテラシーの低い層への悪影響を懸念している人もいます。


AIの進化に対して恐怖や不安を感じない理由は「とにかく便利」



「AIの進化に対して恐怖や不安を感じない」と答えた137人に理由を聞いたところ、ダントツは「とにかく便利だから(49.6%)」でした。AIの利便性を高く評価しているため、恐怖や不安を感じていない人が多数いるとわかります

また2位「使い方は人間次第(11.7%)」や4位「ルールを整備すればいい(7.3%)」など、AIではなく人間側の課題として捉えている人が多いことも伺えます。

<1位 とにかく便利>
・フェイク情報を簡単に作れてしまうのには少し不安があるものの、自分自身が利用していてとても便利さを感じていて、「あって良かった」と思う場面が多いから(20代 女性)
・仕事でも良く利用していて、メンタルサポートまでしてもらい、なくてはならないからです(50代以上 女性)

多少の懸念は感じつつも、AIが生活や仕事にもたらす利便性を高く評価している人が多数。具体的な活用例としては、業務効率の向上や精神的なサポートなどが挙げられています。「人口減で労働力も減っていくので、AIで補える」という意見も。

AIが、生活を便利にするツールとして歓迎されているとわかります。

<2位 使い方は人間次第>
・入力がなければ動かないものを、怖がりようがありません。刃物と同じで、悪意をもって人に向けなければ害はないです(30代 男性)
・AIがない時代でも、悪さをする人間はいる。AIをうまく取り入れて共存している人間はどんどん進化していけるし、悪用したり不安がって使わなかったりする人間は衰退していきます。AIと共に、人間も二極化していく時代で良いと思ってます(40代 女性)

「ツールは使い手次第で善にも悪にもなる」という考え方がベースにあるため、AIを怖がっていない人も多数。使い方の例としては「悪意をもって人を傷つけたり騙したりするためには使わない」「なんでもかんでも使わない」などが挙がりました。

また、子どもがAIに依存することを心配する人も多かったことから、「子どものうちはできるだけ使わない」「子どもにAIリテラシーをつけさせる」といった対応も求められているようです。

<3位 自分には関係ない>
・保育士をしているので、AIに仕事をとられる心配はない。うまく使えば書類仕事を簡略化でき、子どもと関わるときに心の余裕が生まれる(30代 女性)
・製造現場なので、AIが介入してきても仕事を奪われることがないから(40代 男性)
・もう高齢者なので、全くAIには関心がありません。基本的にはネットに流れる情報を信じていないし、AIの進化によって将来がどうなろうと知ったことじゃないからです(50代以上 男性)

日常生活でAIを使っていなかったり、影響をあまり感じていなかったりする人もいます。例えば「AIを活用しにくい職場で働いている」「ネットやメディアに触れる機会が少ない」などです。

AIを活用しにくい職場としては、「保育士」「手作業が重要となる製造業」「肉体労働」などが挙がりました。

触れる機会が少ないため、AIの影響について考える機会も少なくなり、不安を感じにくくなると推測できます。

<4位 ルールを整備すればいい>
・出てきたばかりの新しい技術には間違いがあったり良くない使われ方がされたりするのはよくあることだと思う。今後、技術の進歩や規制などで是正されると思うから(30代 男性)
・しっかりとしたルールが整備されれば「便利なツールのひとつ」程度のものだと思うので、怖いと感じたことはない(40代 男性)

AIの技術そのものが問題なのではなく、使い方に問題があるので、ルールで制限すればいいという声も。法整備やガイドラインといったルール整備のほか、リテラシー教育の重要性も指摘されています。

AIを便利なツールとして安心安全に使うためには、ルール整備が必要だと考える人も多いとわかりました。AI導入による便利さを諦めず、かつ安心安全も担保するための考え方です。

<5位 AIが人間を超えることはない>
・AIは人間の真似だから。人間のパターンを真似しているだけだから(30代 女性)
・人間を脅かすほどの進化は遂げないと思うから(50代以上 男性)

「人間のような感情をもたないAIには限界がある」と認識している人もいます。

イラストなど創造性の面については、クリエイターも驚くほどの作品をAIが作成できることもあります。ただ人生経験やAI独自の意思・意図を反映させた作品は作れないので、過剰な恐怖心はもたれていないのですね。


AIに恐怖や不安を感じた瞬間は「AIによるフェイクに触れた」



「AIに恐怖や不安を感じた瞬間」の1位は「AIによるフェイクに触れた(14.2%)」、2位は「仕事が減っている(9.6%)」でした。

フェイクや誤った生成内容に触れるなど、「AIを信用できない」と感じた経験をして、不安を感じた人が多くなっています。また「AIの能力」「人間が過度にAIを頼る姿」を見て、危機感を覚えた人もいました。

なお「具体的な体験はない(35.0%)」と答えた人も多くいました。ただ具体的に恐怖や不安を感じた経験はないものの、間接的に見聞きしたことなどから、AIの進化に対して漠然とした恐怖・不安を抱いている人も多いと推測できます。

<1位 AIによるフェイクに触れた>
・政治家のフェイク動画が世界中に拡散されていたのを偶然見たとき。パソコン越しに見ただけなのに、恐怖と不安を感じた瞬間でした(40代 女性)
・知人がフェイク画像に気付かず、信じ込んで画像をシェアしてきた。また別の知人は奇妙な現象のフェイク動画を視聴したことにより、「世の中の不思議な現象や古代の不思議などは、全て宇宙人のせい」と信じている(50代以上 女性)

AIによる偽物の動画や画像は、ネットやSNS上に溢れています。明らかに偽物だとすぐ見抜ければあまり不安にはならないのでしょうが、精巧で見分けにくい偽情報が多いことが問題視されています。

実際に自分が騙されそうになったり、周囲で騙された人がいたという体験談も多数ありました。

<2位 仕事が減っている>
・イラストレーターの仕事がAIで対応されてしまったこと(20代 男性)
・社内でAI化が進むほどに、明らかに人員が削減されている(40代 女性)

AI導入によって仕事量が減ったり、周囲の人が職を失ったりして、不安を感じている人も。AIに仕事を奪われるのは未来の話ではなく、現時点で実際に起こっているのですね。

具体的な職種としては「ライター」「コールセンターのオペレーター」「イラストレーター」「検査員」などが挙がっています。

<3位 生成内容が間違っていた>
・ある女性についてAIに質問したときに「彼女は4人組グループ○○のメンバーとして知られています」と、事実とは全く違う回答がさも事実かのように表示されました。20代 女性)
・職場のSEがAIの回答通りにプログラミングしたが、間違っていたことがあった(40代 女性)

各AIツールでも「回答内容は正しいとは限らない」と但し書きされているように、精度が上がったと言っても、AIは質問に対して間違った回答内容を生成してしまうこともあります。

間違った情報が表示されたことで、AIを「不安定なもの」と感じて、恐怖・不安を覚えた人もいました。

<4位 優れた回答が返ってきた>
・AIの文章はかなり自然で、知識も豊富。すごく不安になります(20代 女性)
・相談事をしたら一瞬で的確な答えが返ってきたものの、「その言葉には心がない」と思ったら怖かった(40代 女性)
・Pythonの勉強をしていたら、AIがコードを書くようになり、自分の今までの努力が無駄になった(50代以上 男性)

「間違いが返ってきた」とは逆に、優秀な回答が返ってきたことで不安を感じた人も。「AIは自分(人間)の限界を超えてくる」「AIが自分より優れている」と感じることで、恐怖を覚えるのですね。

AIが優秀すぎて、自分の存在価値や自分で考える意味を否定されたように感じやすいのだと推測できます。

<5位 AIで課題をこなす人を見た>
・大学の友達が、AIを使ってレポートを作っていたこと(20代 男性)
・子どもが生成AIを使って作文していた(40代 男性)

AIを使って課題・宿題をこなすことへの抵抗が生まれる背景にあるのは、「自力で努力することを重んじる」「AIと使うのはズル」といった考え方です。とくに教育現場では、AIに宿題を任せることで、教育現場の大きな目的である「学ぶ意味」が損なわれます。

またAIに頼り過ぎる人を見たときに抱く危機感は、「人間の能力が衰えていくのでは」という感覚にもつながります。


まとめ
今回のアンケート調査では、AIの進化に対して「恐怖や不安を感じる」と回答した人が約73%もいました。不安を感じる理由は「偽情報が増える」「人間がAIに支配される」「AIが犯罪に利用される」などで、AIに関する倫理やリテラシーの重要性がわかります。

AIが生活や仕事に欠かせないと考える人も増えている中で、安心してAIを活用するための社会基盤整備が求められています。


▽丸山紀代氏の考察
今回のアンケート結果では、AIの進化に対して「恐怖や不安を感じる」方が多く、その中には、具体的な経験がないにもかかわらず、恐怖や不安を感じている方がいました。この結果から、「AIは便利な一方で、使い方によっては怖い存在になる」と認知されていると言えるでしょう。

例えば、自動車は便利な乗り物ですが、使い方を間違えば人に被害が及ぶこともあります。AIも同じで、便利さだけでなく、その怖さも含めて「正しく理解して、正しく使うスキル」が必要です。

AIによるサービスは身近なものになり、自分は関係ないと思っている方も、すでにAIを利用しているかもしれません。AIを正しく理解して、正しく利用するためには、信頼できるニュースや書籍などで正しい情報に触れることが大切です。


▽監修者紹介


丸山 紀代
IT講師。
法人向け講座では、ITパスポート、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験の対策講座やIT基礎、プログラミング研修を担当。
E-ラーニングでは、学研グループのShikakuPass、オンライン学習サイトSchooなどで、 ITパスポート、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験講座を担当。

著書
「この1冊で合格!丸山紀代のITパスポート テキスト&問題集」
https://amzn.asia/d/iBF8MDT
Webサイト
https://itpass-maru.com/





※データの引用・転載時のお願い
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■ライズ・スクウェアについて
人材を必要とする様々な事業にチャレンジしていきます。現在では、人材派遣・業務請負事業、飲食事業、グローバル事業、環境衛生事業、シミュレーションゴルフ施設の運営などに取り組んでいます。

以下、関連会社と主なサービスとなります。

・株式会社R&G
事業内容:人材派遣業・コンサルティング業
URL : https://r-andg.jp/

・株式会社エミリス
事業内容:飲食業
URL : https://emiris.net/

・ニコゴルフ
事業内容:シミュレーションゴルフ施設
URL : https://nicogolf.net/

※事業内容の詳細はこちら
https://www.rise-square.jp/business.php


■会社概要
社名 : 株式会社ライズ・スクウェア
所在地 : 〒581-0802 大阪府八尾市北本町2丁目12-24 北本町マルシゲビル3F
代表者 : 代表取締役 馬場 栄和
設立 : 平成21年6月
資本金 : 2,000万円
事業内容: 人材派遣業・飲食業
URL : https://www.rise-square.jp/

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