全国で人気を博した展覧会の新作が2日から神戸で始まった。
「そういうことじゃない」と思わず言いたくなる作品が勢ぞろいだ。

■「そういうことじゃない」と思わず言いたくなる作品が勢ぞろい
「スイカ割りじゃなくて、ちゃんと切った方が美味しく食べられるのに」
「使った後は決まった場所に、戻せば失くさないよ!」
神戸阪急で2日から始まったのは、「そういうことじゃないんだよ」がテーマの展覧会。

■日常生活で経験する「もやっと」したシチュエーションが展示
日常生活で経験する「もやっと」したシチュエーションがおよそ350点展示されていて、思わず訪れた人も…
訪れた人:『仕事が楽しくないなら転職すればいい』…そうじゃない!
そうじゃないと感じる一方、取材に行った記者は…
記者リポート:『家に帰ったらその足でお風呂に向かったら面倒にならないよ』…それはそうかなと思いますね。
人それぞれ共感できるものも、そうでないものもあるようだ。

■「共感できない人も楽しんでもらいたい」
entaku 明円卓代表:超わかる人と、全然わからない人も両方いてくれたらより議論も楽しくなる展示会かなと思います。共感を強制するものではないので、共感できない人も楽しんでもらいたいなと思います。潜在的に眠っている思いを言い当てられた時にそうなんだよとか分かるって強い共感になるのでそこが形になってるといいなと思います。
感情揺さぶられる新感覚の展覧会は、来月25日まで。あなたにも共感できるものがあるだろうか。

■安藤優子さんと橋下徹さんの『そういうことじゃない』エピソード
ジャーナリストの安藤優子さんは、小学生の頃に母親から言われた言葉に『そういうことじゃない』と思ったエピソードを紹介した。
安藤優子さん:休みの日に親がどこにも連れてってくれなくて、自分の机の下で『つまんない、つまんない』って言ってたの。そしたらうちの母がズカズカ来て、『自分でつまるようにしなさい』って。そうじゃないんだよ!と。
橋下徹さんも母親からの指摘に「そういうことじゃないんだよ」と思ったことがあるという。
橋下徹さん:よくオカン…母親に言われるのは、『あんたはテレビに出て、もうちょっと言い合いにならないようなコメント出せないの?』って言われるんだけど、『それだったら俺出なくてもいいのやん!』って。『そうじゃないんだよ』と。
橋下さんは「きょうは、安藤さんとは言い合いになってないけど」とも付け加えた。
(関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」2025年7月2日放送)
