愛知県一宮市でアスベストを含む建築資材が野ざらしで放置されている問題で、市が産廃業者を刑事告発したことがわかりました。
一宮市によりますと、産業廃棄物の収集運搬業者「サーライン」は2023年8月以降、市内の保管現場にアスベストが含まれた建築資材およそ1400立方メートルを野ざらしで放置しています。
市は2025年4月、業者に対しアスベストの飛散防止を求める措置命令を出しましたが、改善が見られないことから、6月2日、業者と社長の男性を刑事告発したということです。
市は健康被害を防ぐため、放置された廃棄物にシートを被せる対応をする方針です。