大阪・関西万博の海外パビリオン工事費の未払い問題で、新たにドイツなど3カ国のパビリオンで下請け業者が合わせて数億円の未払いを訴えていることが分かりました。
関係者によると、未払いを訴えているのは、ドイツ、セルビア、ルーマニアのパビリオンを建設した下請け業者です。
いずれも同じ業者が発注元で、未払いの総額は数億円に上るということです。
この業者は、マルタのパビリオンも請け負っていますが、合わせて1億2000万円の工事
費を支払っていないとして、下請け業者が訴えを起こしています。
海外パビリオンの工事費を巡っては、すでにアンゴラや中国のパビリオンなどでも未払いが起きているとして、下請け業者らが「被害者の会」を設立しています。