中東情勢が緊迫化する中、イスラエルからの邦人退避支援が始まりました。
イランは19日、イスラエルに対し大規模なミサイル攻撃を行い、南部の病院などに着弾して200人以上が負傷しました。
イスラエルのカッツ国防相は、イランの最高指導者ハメネイ師について「存在し続けてはならない」と標的であることを明言しました。
こうした中、日本政府は19日、イスラエルからの退避を希望する日本人に陸路で隣国ヨルダンに向かうバスを用意しました。
退避する日本人は「(退避できて)うれしいが、妻が残るので心配」と話しました。
一方、イランから国外退避を希望する日本人も19日、首都テヘランからバスで出発しました。
日本政府はイスラエルとイランに合わせて1200人以上いる日本人のうち、希望者の国外退避を支援する予定です。