JR北海道は6月19日、函館線の幌向~上幌向駅間で乗用車が線路内に侵入し、列車の運転に影響が出ていると発表しました。
19日17時26分頃、同区間を走行していた回送列車の運転士から、下り線の近くに乗用車が停止しており、付近に倒れている人がいるとの連絡がありました。
現場では乗用車が線路内を走行した跡が確認されたため、JR北海道は線路の点検作業を実施しています。
この影響で、函館線の江別~岩見沢間の上下線で運転を見合わせ、特急ライラックや普通列車など複数の列車に遅れなどが生じましたが、午後6時45分ごろから順次運転を再開しています。
警察によりますと、乗用車は線路を横断したとみられています。
また消防によりますと線路で見つかったのは高齢の男性で、病院に搬送されました。
意識はあり、自力で歩くことができたということです。