札幌市豊平区で6月17日、包丁のような物を持った不審な人物が目撃されていましたが、その後の捜査で、畑での収穫のために刃物を持っていただけだったことが分かりました。
17日午後8時30分ごろ、札幌市豊平区西岡3条13丁目の住宅街で「包丁のようなものを持った女性を目撃した」などと110番通報がありました。
警察によりますと、目撃されたのは70~80代ぐらいの女性で、身長150センチぐらい中肉、紫色の七分丈の上着を着ていたということです。
警察はその後、近所の人への聞き取りなど捜査を進めて、女性を特定。
話を聞いたところ、畑で作物を収穫するために刃物を所持していただけだったことが分かりました。
警察は銃刀法違反にはあたらないとしています。
札幌市内では、中央区で刃物のようなものを持った人物の目撃が相次ぎ、学校などを中心に市民の不安が高まっていました。