貸金庫では現金を預からない方針を表明。
全国銀行協会は、貸金庫サービスの基準として、全国の銀行が参考にしている「貸金庫規定ひな型」を改正し、保管できないリスクの高いものとして「現金」を明記しました。
これを受けて、貸金庫で現金を預からないとする対応が、今後、全国の銀行に広がるとみられています。
貸金庫を巡っては、三菱UFJ銀行やみずほ銀行で行員が金品を盗み、金融庁が金融機関に対して管理体制強化や現金の預かりを控えるよう促していました。
全国銀行協会は「十分かつ適切な周知期間を設け、丁寧な対応に努めたい」としています。