6月14日から、札幌の街に夏の訪れを告げる「札幌まつり」が始まります。

 今年は日程が週末に重なり、露店などの催しをより多くの人が楽しめそうです。

 「北海道神宮例祭」、通称「札幌まつり」。

 札幌の街に夏の訪れを告げる、100年以上の歴史がある祭りです。

 毎年6月14日から16日まで3日間の日程で行われますが、2025年は週末に重なります。

 「せっかく週末と重なるので、子どもと妻と3人で行きたい」

 「出店がいっぱいあると聞いたので、行ってみようと思う」

 「金魚すくいをやりたい」(いずれも街の人)

 期間中は札幌市中央区の北海道神宮境内に約50店、同じく中央区の中島公園に約300店の露店が並びます。

 営業を前に、会場では建て込みが始まっていました。

 「北海道で一番の神社。人出も北海道で一番。3日間、天気が良いといい」(出店者)

 営業時間は北海道神宮境内が午前9時から午後9時まで。中島公園は午前10時から午後9時までです。最終日の16日は時間が異なります。

 2024年は中島公園に3日間で約64万5000人が来場しました。

 2025年も期待が高まります。

 「新しい食べ物があったら食べたい」

 「食べ物や、飲み物を買いたい」(いずれも街の人)

 中島公園の露店は、昔から札幌市民の楽しみでした。

 今から60年ほど前の映像を見ると、大勢の人が訪れ大変なにぎわいです。

 おなじみのお化け屋敷やメリーゴーラウンドのような遊具があり、ゾウまでいたんです。さながら遊園地のような空間だったようです。

 みこし渡御は16日。みこし4基と山車9基が参加し、時代装束に身を包んだ1000人以上が札幌市内を練り歩きます。

 午前9時30分に北海道神宮の第一鳥居を出発し、12.5キロの行程で午後4時50分に戻る予定となっています。

 「札幌まつり」、あなたはどのように楽しみますか?

北海道文化放送
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