2026年春に就職を控える高校生などに、地元企業について知ってもらおうという職業体験会が12日、松江市で開かれました。
「おしごとフェア2025」と銘打ったこの職業体験会!
2026年春卒業する高校生の就職活動で、求人票の公開が7月1日から始まるのを前に高校生の就職活動を支援する企業が開きました。
体験会は企業・団体側から県内を中心に16社が参加。
高校生側は3年生を中心に、約120人が会場を訪れました。
島根県警担当者:
身を守ってくれる仕組みになっています。
島根県警のブースでは、警察官が身に着ける防護服を着てその重さを実感する高校生。また、松江市の造船会社のブースでは、工具を使い金属を曲げる作業に挑戦するなど、体験を交えて日頃の仕事内容について説明を受けていました。
高校生:
「良い体験だと思います。」
「警察官になりたいと思いました。」
「難しそうでも話を聞いたら自分でもできそうだなと思ったりします。」
島根労働局によると、県内の高校生への求人は3年連続で3倍を超える売り手市場となっています。一方で、就職後3年以内の早期離職は、このところ30%を超える状況で推移していて、いわゆるミスマッチの懸念が増しています。
このため関係機関では求人する側、就職する側双方で理解を深めていく努力が重要だと呼びかけています。