いまが旬のイワガキの出荷が、天草郡苓北町で盛んに行われています。
苓北町では、2つの養殖業者が4年かけて育てた重さ250グラムから700グラムほどのイワガキを、天草天領『岩かき』のブランド名で出荷しています。
イワガキは大人の手のひらよりも大きくなり、濃厚でクリーミーな味が特徴。
夏に旬を迎えるため『夏がき』とも言われ、お中元など贈答用として人気があります。
養殖業者の一つ福島水産では、16時間以上無菌の海水に浸けたイワガキを発泡スチロールの箱に詰める作業に追われていました。
福島水産によりますと、ことしは海の栄養が豊富で出来が良いということです。
出荷は今月から来月が最盛期で、九州・関西を中心に発送されます。