大町市立図書館の入札妨害事件で、長野地方検察庁は、大町市職員の男と業者の社長を起訴しました。

公契約関係競売入札妨害の罪で起訴されたのは大町市職員の男(57)と、神奈川県藤沢市に本社を置く信光実業の社長(64)です。

起訴状などによりますと、2024年12月の市立図書館の照明工事の一般競争入札で、大町市職員の男が携帯電話のメッセージ機能で予定価格が約1400万円だと伝えたとされています。

信光実業は予定価格に近い1386万円で落札し、公正な入札を妨害したとされています。

地検は2人の認否を明らかにしていません。

この事件では、大町支店の支店長も書類送検されています。

長野放送
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