愛媛県内は梅雨前線の影響で11日も天候が不安定な状況が続いています。雨は午後6時時点で一旦落ち着いているものの、梅雨前線が再び12日午後から近づいてくるため、局地的に雨雲が発達する恐れがあります。これまでの雨で土壌が緩んでいて、気象台は土砂災害などに十分な注意を呼びかけています。

梅雨前線に伴う発達した雨雲により、愛媛県内の各地は8日から11日朝にかけて大雨に。降り始めからの雨量は正午時点、内子町で199.5ミリ、久万高原町で167.5ミリ、西予市で164ミリなどを観測。この大雨のためJR予讃線は今治駅と伊予北条駅の間、海回りの向井原駅と伊予大洲駅の間で一時運転見合わせました。

愛媛県内で午後6時時点で雨は一旦落ち着いているものの、梅雨前線が12日午後から近づいてくるため、局地的に雨雲が発達する恐れがあります。

気象台によりますと、雨雲が予想より発達した場合は12日夜から「大雨警報」を発表する可能性があるとしています。

これまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあるため、引き続き土砂災害への十分な注意を呼びかけています。

松山市は去年、土砂崩れや浸水被害に相次いで見舞われたため、5月末から15カ所で「土のうステーション」が設けられています。

佐野快成アナウンサー:
「市が設置した土のうステーションです。覆われているブルーシートをとり、土嚢を持ち出すことができます」

「土のうステーション」では、1袋20キロの土のうを1回につき20袋まで持ち出し可能。費用は無料で24時間持ち出せるとことができ、松山市は「土のうを活用して床上浸水などの被害を軽くすることにつなげてほしい」としています。

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テレビ愛媛
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