6月の「環境月間」に合わせ、「鳥取しゃんしゃん祭」のPR役「鈴の音大使」が一日海上保安署長に任命され、鳥取港周辺の海岸を海上からパトロールしました。
鳥取海上保安署の一日署長に任命されたのは、8月に開催される「鳥取しゃんしゃん祭」のPR役、「鳥取しゃんしゃん鈴の音大使」の宮島依吹さんです。
宮島さんは、早速巡視艇「とりかぜ」に乗り込み、鳥取港を出発しました。
一日海上保安署長を務めた宮島依吹さん:
こちらは鳥取海上保安署です。ただいまゴミの不法投棄防止のパトロールを行っています。
海岸にゴミや廃棄物が不法投棄されていないか海上からパトロールしました。
一日海上保安署長によるパトロールは、6月の環境月間に合わせて毎年行われています。
県によると、県内で2024年度に確認された不法投棄は72件と、2023年度から6件減少していますが、家庭から出たと見られるゴミが9割を占めているということです。
一日海上保安署長を務めた宮島依吹さん:
私自身海がすごく好きで、海のきれいさは実感しているので、海をきれいにするためにも不法投棄とか各々の責任感で減らしていけたらなと思う。
「環境月間」の一環として、各地で不法投棄のパトロールが行われるほか、ボランティアによる鳥取砂丘の除草など、県内では環境保全に向けた様々な活動が行われます。