盛土規制法による規制が5月26日から始まるのを前に、21日は県庁で会議が開かれ、規制を円滑に運用するための対応が確認されました。

静岡県熱海市で起きた土石流災害を受け、2024年5月に施行された規制法では盛り土で被害の恐れがある場所を規制区域と定め、一定規模の盛り土を行う場合、県知事の許可が必要となります。

21日の会議には県の担当部長が出席して従来からの変更点や規制の対象を確認し、平木省 副知事は関係機関で情報共有を徹底するよう指示しました。

静岡県・平木省 副知事:
不適切盛り土自体はいろいろな社会活動がある中で絶えず増えたり減ったりしているので、引き続き我々としてもしっかり注意していくことが大事だと思う。

また、静岡市葵区の杉尾・日向地区にある不適切な盛り土については2025年度中に行政代執行での土砂の撤去完了を目指す方針が示されました。

テレビ静岡
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