5月21日、雪印メグミルクスキー部が北海道札幌市の北海道神宮でこれから始まるミラノ・コルティナ五輪シーズンへ向けて、必勝安全祈願を行いました。
選手、伊東大貴新監督(39)をはじめチーム関係者14人が参加したきょうの必勝・安全祈願。来年2月にミラノ・コルティナ冬季五輪も開催される新シーズンへ向けて、選手たちは思い思いに祈りをこめました。
◆佐藤幸椰主将(北海道石狩市出身)コメント
「(祈願したら)金メダルが降りてきました。あぁ~来た~って。バッチリですね。」
そして、創部79年目で“初の女性ジャンパー”として加入した一戸くる実選手(20)。初のオリンピック代表入りへ決意を新たにしました。
◆一戸くる実選手(千葉県出身)コメント
「(昨季W杯を転戦して)オリンピックも夢じゃない。現実にあるような目標になってきたので、(来年)2月にはミラノ・コルティナ五輪に出場して良いパフォーマンスが出せればいい。頑張ります。」
雪印メグミルクスキー部は5月22日から30日まで秋田県鹿角市で合宿を行う予定です。
◆伊東大貴監督(北海道下川町出身)コメント
「今年はオリンピックシーズンでもありますし、そこに向けて強化にあたりたい。ミラノ・コルティナ五輪で我々が掲げた“メダル獲得”というものを残してシーズンを終わりたい。あとは、監督・コーチ・スタッフ・選手全員の意識改革。スポーツの世の中からの見られ方も意識しながら、人間性も成長できるような強化にあたりたい。」
◆佐藤慧一選手(北海道札幌市出身)コメント
「新体制になって初めての必勝祈願ということで身が引き締まりましたし、今季たくさん活躍できるようにお祈りしてきました。4年前に北京五輪(代表)を逃しているので、その悔しい思いを今季にぶつけたい。(五輪は)小さい頃からの夢なので絶対に出てやろうという気持ちです。」
◆小林朔太郎選手(群馬県出身)コメント
「今年はオリンピックという大事なシーズンになりますので、それまで怪我をしないというのが一番で、自分のやってきたことを戦いという場で出せるように祈願してまいりました。(今季)一番の目標はずっと夢にしていた五輪に出場して、自分のもっている力を発揮すること。ただ、いきなり大舞台で戦えるような甘い世界ではないこともわかっていますので、明日から合宿に入るので淡々と自分のやるべきことをこなして、五輪という舞台を自分でつかみにいきたい。」