三重県の新名神高速で乗用車が逆走するなどした事故で逮捕されたペルー国籍の男が、ペルーの運転免許証を切り替え日本の免許証を取得していたことがわかりました。
ペルー国籍の会社員、ロッシ・クルーズ・ジョン・エリアス容疑者(34)は5月18日、亀山市安坂山町の新名神高速・下り線を乗用車で逆走して車2台と衝突し逃げた疑いで逮捕・送検されています。
警察によりますと、ロッシ容疑者は、外国の運転免許証を持っていれば試験の一部が免除され日本の免許証に切り替えられる「外免切替」の制度を利用し、5年以上前に日本の免許証を取得していたことが新たにわかりました。
ロッシ容疑者は滋賀県内の高速道路の本線上でUターンし、鈴鹿パーキングエリアまでおよそ14キロ逆走したとみられています。