福岡県北九州市小倉南区の資材置き場で土の中から男性の遺体が見つかった事件で、警察は、男性の長男で会社役員の男を死体遺棄の疑いで逮捕しました。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、福岡県北九州市小倉北区の会社役員・華山龍馬容疑者(46)です。
小倉北警察署によりますと、華山龍馬容疑者は4月18日午前8時ごろから9時ごろまでの間、北九州市小倉南区の資材置き場で、父親で会社役員の華山龍一さん(当時87)の遺体を土の中に埋めて遺棄した疑いです。
龍一さんは4月17日から行方が分からなくなり、警察が行方を捜索していましたが、20日午後2時40分ごろ、警察が土の中から複数のシートのようなものに包まれた龍一さんの遺体を発見しました。
龍一さんが行方不明になったあと、龍一さんを乗せたとみられる不審な車が自宅付近や資材置き場付近の防犯カメラに映っていたということです。
警察の調べに対し、華山龍馬容疑者は「私はやっていません」と容疑を否認していて、警察は龍一さんの死因などを調べるとともに、殺人の疑いも視野に事件の全容解明を進めています。