国が10兆円規模の基金で支援する「国際卓越研究大学」の2回目の公募に、東京大学など8つの大学が申請しました。
「国際卓越研究大学」は日本の研究力低下を受けて導入されたもので、国が設立した10兆円規模の基金の運用益を活用して世界最高の研究水準を目指す大学を支援します。
初回の公募では東北大学が選ばれ、2025年度分として約154億円が助成されています。
5月16日までに行われた2回目の公募には、受付順に大阪大学、京都大学、早稲田大学、東京大学、九州大学、東京科学大学、筑波大学、名古屋大学の8大学が申請しました。
文部科学省は専門家らによる有識者会議を設置して6月から審査を始め、冬ごろまでに候補を選び2025年度中には助成を開始する方針です。