八代市の松浜軒では、池に咲くスイレンが見頃を迎えています。
松浜軒は、1688年に肥後細川藩の家老で八代城主だった松井直之が母親のために建てたお茶屋で、国の名勝史跡に指定されています。
庭園は今、イロハモミジや椎の木など新緑が美しく、池ではスイレンが見頃を迎えています。
多年生の水生植物であるスイレンは夕方になると睡るように花を閉じることから、睡る蓮『睡蓮』と名付けられたといわれています。
松浜軒では4月中旬から咲き始め、現在、池の北側一面に白や薄いピンク色の花が咲いていて、夏の終わりごろまで楽しめるということです。