大阪市北区のタワーマンションから男性が転落し、通行人が巻き込まれ2人とも死亡した事故で、男性は自ら飛び降りたとみられることがわかりました。
19日、北区本庄西のタワーマンションから住人の男性(70)が転落し、下を自転車で通りかかった男性(59)が巻き込まれ2人とも死亡しました。
警察によると自転車に乗っていた男性は千葉県に住んでいて、数日前から大阪の実家に帰省していて偶然、現場近くを通りかかったということです。
また、転落した男性は靴を履いておらず、同居する家族の話などから、43階にある自宅のベランダから飛び降りたとみられます。
衝撃工学の専門家によると、135メートルの高さからおよそ60kgのものが落下した場合、1.5トンもの衝撃がかかるということです。
警察は、重過失致死の疑いも視野に当時の状況を詳しく調べています。