「しあわせ」「幸福の再来」などの花言葉に持つ「スズラン」。
大手航空会社が20日に、病院に入院している患者などにスズランをプレゼントしました。
長崎市の日本赤十字社長崎原爆病院を訪れたのは、ANAの客室乗務員などです。
届けたのは北海道で育ったスズランと、花の香りがついたしおりです。
社会貢献活動の一環として、ANAでは1956年から毎年、全国の赤十字病院などに患者の幸せを願うスズランをプレゼントしています。
入院患者の病棟を訪ね、花としおりを手渡しました。
患者
「いいですね。ありがとうございます」「さわやかな香り。気持ちがいい。早く健康になりたい」
客室乗務員 大川紗和子さん(長崎出身)
「普段の機内だけでなく、実際に県民の皆さんと関わることができるのは出身者としてうれしい」
長崎原爆病院ではしおりは入院している患者に配り、スズランは2階の外来フロアに置いて持ち帰ることができるようにするということです。