平和祈念式典やながさきピース文化祭など、今年の大型行事を前に、警備能力をさらに高めようと機動隊が大規模な警備訓練をしました。
「イチ、ニ、サン、ヨシ!」
大村市内であった総合警備訓練には県警の機動隊員 約250人が参加しました。
公開された訓練では楯の構え方や暴徒に対応する警備の隊形などを確認しました。
訓練
「左 イーチ、ニ、ヨシ!直れ!」
訓練は毎年実施されていますが、今年は8月の平和祈念式典が節目の被爆80年に当たるほか、9月には「ながさきピース文化祭」も開幕します。
このため、重要施設の警戒や雑踏事故防止など、大勢の人が集まる場面での警備の動きも訓練します。
警務部首席参事官 一瀬永充 警視
「式典の円滑な運営や警護対象者の安全確保など」「機動隊の力を“県警の最後の砦”と言われるので、しっかりと日頃の訓練をしながら万全を期したい」
訓練は21日までで、その後は部隊ごとに訓練を続け、本番に備えます。