気象庁は2025年5月20日、御嶽山の噴火警戒レベルを「2」から「1」に引き下げました。
岐阜県と長野県にまたがる御嶽山の噴火警戒レベルについて、気象庁は5月20日、「2」の「火口周辺規制」から「1」の「活火山であることに留意」に引き下げたと発表しました。
御嶽山では、2024年12月以降、山頂付近を震源とする火山性地震が増えていましたが、2025年2月以降は減少していました。
気象庁は、地震活動は低下していて地獄谷火口からおおむね1キロの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったとしています。
地獄谷火口内では突発的な火山灰などの噴出に注意が必要で、気象庁は、地元自治体の立ち入り規制に従うよう呼びかけています。