入院している患者に笑顔になってもらおうと、福岡県内の病院に20日、スズランの花束が届けられました。
福岡市南区の福岡赤十字病院で医療関係者や患者に手渡されたのは、北海道から飛行機で届いたスズランの花束です。
スズランは北海道に多く自生し、春から初夏に咲く花で、花言葉は『再び幸せが訪れる』です。
花束にはスズランをデザインしたしおりが添えられました。
この取り組みは、入院生活を過ごす患者に幸せを届けようと、全日空が全国の病院や施設で行なっているもので、今年で70回目を迎えます。
◆入院患者の母
「癒されながら過ごしたい。頑張ろうね」
20日は県内の病院3カ所に、あわせて150束のスズランが贈られ、病院は笑顔に包まれていました。