19日午前、大阪市北区のタワーマンション（超高層マンション）から住人の男性が転落し、通行人が巻き込まれ、2人とも死亡しました。
転落した男性は、自分から飛び降りた可能性が高く、巻き込まれた男性に対する重過失致死の疑いも視野に警察が調べています。
19日午前11時半ごろ、大阪市北区本庄西にあるタワーマンション（超高層マンション）の43階に住む男性（70）が転落し、下をたまたま通りかかった千葉県市川市に住む59歳の男性が巻き込まれました。
2人は心肺停止の状態で病院に運ばれ、その後、死亡が確認されました。
警察によると、転落した男性は靴を履いておらず、同居する家族の話などから、43階にある自宅のベランダから飛び降りた可能性が高いとみられることが分かりました。
また巻き込まれた59歳の男性は、大阪出身で府内の実家の整理のために数日前から帰省中だったということです。
警察は転落した男性について、巻き込まれた男性に対する重過失致死の疑いも視野に捜査しています。
