5月中旬の夏の暑さで、北海道内の直売所では、並ぶ野菜の種類がグッと増えてきました。

 今が旬のオススメ野菜とこれから登場する野菜を探ってきました。

 開店を待ちわびる行列。

 北海道江別市の「のっぽろ野菜直売所」です。

 「いらっしゃいませ、どうぞ~。」

 開店と同時に皆さんが向かう先は…。

 アスパラガスです。

 売り場にはあふれんばかりの量が並びます。

 安いものは1束250円から。

 立派な太さのものでは1200円のものも。

 「ゴールデンウィーク終わってからだんだん露地ものが増えてきた。今が最盛期」(のっぽろ野菜直売所 能藤義雄店長)

 例年であればピークを過ぎる頃ですが、2025年は4月の寒さと日照不足で生育が遅れ、今がまさに最盛期です。

 「太い方がおいしい毎朝蒸して食べている」

 「札幌の平岸(から来た)」

 「Q平岸からわざわざ?」

 「毎年来ている。友達と息子のところにはここから送っている」

 贈答用に購入する客も多いんです。

 この直売所は、営業を開始した約1カ月前は、地元江別産の野菜は1割でしたが、今では5割と大幅に増えています。

 アスパラガスに加えて、ウド・ワラビといった山菜も最盛期を迎えています。

 6月には江別市特産・露地もののブロッコリー、そしてキャベツやキュウリも続々登場。

 地元野菜がますますおいしくなる季節がいよいよやってきます。

北海道文化放送
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