愛知県犬山市の入鹿池に航空自衛隊の練習機が墜落した事故で、5月18日も安否不明の2人の捜索が行われました。捜索は夜通しで続けられます。
5月14日、犬山市の入鹿池に航空自衛隊のT−4練習機が墜落した事故では、これまでに機体の部品とみられるものや、搭乗員と思われる体の一部が見つかっています。
18日、自衛隊らがダイバーや水中ドローンなどによる捜索をのべ300人態勢で行いましたが、昼までの時点で2人の手がかりになるものは見つからなかったということです。
夕方以降の捜索は、規模を縮小するものの夜通しで続けるとしています。
また、練習機の燃料とみられる油が池に漏れ出し、農業用水への影響が心配されていましたが、自衛隊はオイルフェンスなどの対策によって「これ以上の拡散はない」と話しました。
池に隣接する博物館明治村では、自衛隊の活動拠点が設置されていることから、5月21日までの休園が決まっています。