梅雨時を前に長野県諏訪市で18日、河川の氾濫などに備えた水防訓練が行われました。
訓練には諏訪市の職員や消防団、地区の役員など300人余りが参加しました。
大雨による河川の氾濫に備え、スコップで砂を袋に入れて一つ20キロの重さの土のうを次々に作っていきます。
堤防の浸水や決壊を防ぐために土手にシートを貼る訓練も合わせて行いました。
出来上がった土のうは、隙間が無いよう密着して並べて積み上げていきました。訓練終了後は水防倉庫などに備蓄されます。
参加者:
「街を水害から守るために、いざという時は作った土のうを用いていただきたい」
気象庁は16日に九州南部が梅雨入りしたとみられると発表していて、来月には関東甲信地方の梅雨入りも見込まれる中、参加者は真剣な様子で訓練に取り組んでいました。